Abolishing the Obsolete System

Amogh Symphony
2009年

#メタル #プログレッシヴ #インストゥルメンタル #インド #多国籍 #アヴァンギャルド

メンバー

• Vishal J. Singh〈g, b, key〉

基本情報

• インドのマルチ・プレイヤー（ギターがメイン）Vishal J. Singhによるプロジェクトの1stアルバム

レビュー

• アヴァンギャルドでありながらメロディアスな要素も
• SEやナレーションでサウンドトラック風に
• スタッター（※1）の多用などでデジロックなテイスト
• ベースもスラップなどで前面に
• 1曲目「Opus After Genocide」はイントロダクション
• 続く2曲目「Cyborg Activation」がキラー・チューン
• サイボーグのアクティベーションという単語の並びも、日本人の英語レベルでちょうど萌え
• Arkの「Heal the Waters」の間奏のはじけっぷりを、6分に組み立てたかのよう
• タイトルトラックの4曲目「Abolishing the Obsolete System」は静のパートも長めで、動との対比が好バランス

脚注

• スタッター（※1）
  「エフェクトの一種で、部分的に短いループを繰り返したり、音のオン/オフを繰り返して変化を付ける効果」（https://www.g200kg.com/jp/docs/dic/stutter.html）。よくあるエフェクトですが、何と呼ぶのだろうと調べて勉強になりました。Amogh Symphonyが気に入らなかったとしても、この言葉をおぼえていただけると、このページにお越しいただいた価値があるかもしれません。